読書感想 『七剣下天山』

久しぶりの読書感想です(^^;)
読みたい本リストには、次から次へと興味のある本が追加されていくのに、「読了」してリストから外す本はなかなか増えません。

そんなわけで、大変長いことかかって読んだ本が、コレです。
(毎度のことながら、reiさんからお借りしたもので…ホントに、長いことスミマセンm(_ _)m)

七剣下天山〈上〉 (徳間文庫)七剣下天山〈上〉 (徳間文庫)
(2005/10)
梁 羽生

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七剣下天山〈下〉 (徳間文庫)七剣下天山〈下〉 (徳間文庫)
(2005/10)
梁 羽生

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時は清初。天山派の弟子・楊雲驄(よう・うんそう)は、満州族で杭州総兵の娘・納蘭明慧(ならんめいけい)から、二人の間にできた赤子を奪い去るが、明慧の婚約者・ドドの師叔・レンフルと相打ちになり、命を落とす。楊雲驄は死の間際、居合わせた少年に赤子を託す。少年は長じて、「天山神芒・凌未風(りょう・びふう)」として名を成し、抗清の戦いに身を投じる・・・



再々言われておりますが、映画『セブンソード』とは別物です。
映画の原作だと思って読む方は、この楚昭南は同一人物か!?と、その違いにびっくりすることでしょう。
さらに、趙文卓出演のドラマ『七剣下天山』とも別物です。
私もドラマは途中まで観賞してますが、ホントに全然違います(^^;)
ドラマでは主要人物の楊雲驄が、この『七剣下天山』では冒頭でいきなり亡くなっちゃうし…。ドラマの原作だと思って読んだら、きっとびっくりしますな(^▽^;)
ドラマは、『七剣下天山』の前日譚にあたる『塞外奇侠伝』の要素が盛り込まれているのだそうで(『白髪魔女伝』『塞外奇侠伝』『七剣下天山』を天山系列三部作と称します。ってこれは受け売り・笑)、読む前にその予備知識がなければ、私もびっくりしてたでしょう。

以下、ネタバレの感想です。




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【2014/06/17 15:48 】 | 本だな 歴史もの(含・武侠小説) | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
読書感想『沙中の回廊』
義兄から『坂の上の雲』と共に借りていた本です。

沙中の回廊〈上〉 (文春文庫)沙中の回廊〈上〉 (文春文庫)
(2004/12)
宮城谷 昌光

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沙中の回廊〈下〉 (文春文庫)沙中の回廊〈下〉 (文春文庫)
(2004/12)
宮城谷 昌光

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中国・春秋時代の晋国。一介の武人から、文公に見出され、その後宰相にまで登りつめた士会の半生を描く


面白かった!
宮城谷さんの本は『天空の舟』を読んだことがありますが、もうずいぶん以前のことなんで詳しい内容は霧の中、ただ「面白かった」という印象しか残っていません(^^;ゞ
で、この主人公の士会は、宮城谷さんの書かれた他の小説にもチラホラ出没しているのだそうで、この『沙中の回廊』で満を持しての登場、ということのようです。
だからなのかどうなのか、士会がめちゃくちゃカッコよいです(笑)
その信義をつらぬき、礼をわきまえ、驕らない姿は、清々しくて、何ていうか、非の打ち所がない感じ。
こういう人物でありたいな、という気持ちになります。
また、不遇を囲っていても、お天道様はちゃんと見ててくれるんだ、とか、要は気の持ちよう、とか、始めるに遅すぎるということはない、とか、まぁ、何が心の琴線にひっかかるかは読み手次第なんですが、私にとっては人生訓みたいなとこがツボでした。
本人の類まれな才能という前提はありますが、不遇の時代を経て出世するという物語なので、組織の中で働く男性好みかもしれませんね。
士会の兵略家としての活躍よりも、その人となり、に魅力を感じる本でした。

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【2012/06/27 22:59 】 | 本だな 歴史もの(含・武侠小説) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書感想『辺城浪子』
久々の読書感想です(^_^;)
読んだのはこちら。

辺城浪子〈1〉 (小学館文庫)辺城浪子〈1〉 (小学館文庫)
(1999/06)
古 龍

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辺城浪子〈2〉 (小学館文庫)辺城浪子〈2〉 (小学館文庫)
(1999/06)
古龍、岡崎 由美 他

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辺城浪子〈3〉 (小学館文庫)辺城浪子〈3〉 (小学館文庫)
(1999/08)
古龍

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辺城浪子〈4〉 (小学館文庫)辺城浪子〈4〉 (小学館文庫)
(1999/08)
古龍

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葉開は、黒い鞘の刀を手に握り締めた男・傅紅雪と出会う。傅紅雪は父親の仇・関東万馬堂の馬空群を探していた・・・


阿吉さんからお借りしている本です。(長いことお借りしていてすみません~m(_ _)m)

これ、読み始めてすぐ、「ん?この話は、映像で見たことがあるような気がする・・・」と気づきました。
映画の内容はよく覚えてないのですが、「葉開」という陽気な主人公と黒装束の寡黙な男、ラストの種明かし部分を少し覚えていたのです。
で、調べてみたところ、私が見たのは、たぶん、コレ。

英雄剣 [DVD]英雄剣 [DVD]
(2004/12/25)
ティ・ロン、アニタ・ユン 他

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チャンネルNECOあたりで放映してたんでしょうねぇ。ちょうど、武侠ドラマにはまった頃かなぁ?
たぶん、ストーリー展開には全然ついていけてなかったと思います(何しろ、断片的な記憶しかない。ま、元々記憶力には自信ないけど(^▽^;ゞ)。
でも、葉開というキャラクターが結構気に入って見ていたような記憶です。小李飛刀はわかったから、『多情剣客無剣』を読んだ後だったんだろうな。

それはさておき。
面白かったです(貧弱な語彙ですみません(^^;ゞ)。
緻密に計算された小説というよりも、流れや勢いに乗って登場人物や物語が膨れ上がっていく・・・そんな印象の小説でした。
『楚留香 蝙蝠伝奇』よりもこちらの方が面白かったです。
『蝙蝠伝奇』は、外伝ということもあってか、楚留香の魅力がイマイチ掴みにくくて・・・(^^;)
キャラクターの性格などがわかった上で読むと面白かったんじゃないかと思いますが、外伝しか翻訳されてないらしいので、如何せん・・・(_ _;)


さて、この『辺城浪子』。
古龍節とでもいうのか、勢いで物語が動いていくので、かなり強引なつじつま合わせがあったりして、あれれれれ?と思う部分もあるんですが、勢いに乗っかって読めてしまいました(笑)
葉開のキャラクターによるところも大きいです。ちゃらんぽらんなようでいて、小李飛刀直伝の凄腕だっちゅーところが、何しろカッコいい!しかも、「それが人を殺すためのものじゃない」って、カッコよすぎでしょ。
この葉開が「陽」なら、その対の「陰」は傅紅雪。彼は復讐のためだけに生きてきたわけですが、彼が変わっていくところも見所です。

人生訓のような言葉が随所に出てくるのもなかなか味わい深いです。
あとがきで「中国のファンの間では、古龍作品の人生警句集が作られている」と触れられていましたが、納得(笑)

葉開、傅紅雪が活躍するという『九月鷹飛』『天涯名月刀』も読んでみたいなぁ。
でもって、『多情剣客無情剣』も再読したくなりました。。。

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【2012/05/25 21:21 】 | 本だな 歴史もの(含・武侠小説) | コメント(3) | トラックバック(1) | page top↑
読書感想『坂の上の雲』
ようやっと読み終えました~(^▽^;)
義兄から借りていた本なのですが、もうホントに長いことお借りしてしまいました。
義兄にとっては「何回となく読み返す」くらい大好きな本だそうなのに、もしかして、読みたい時に義兄の手元になかったかもしれないと思うと、大変申し訳ないことでした(^^;ゞ


坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)
(2010/07/15)
不明

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日露戦争を勝利に導いた秋山好古・真之兄弟と、俳句、短歌に新風を入れた俳人、正岡子規を中心に明治の群像を描く



『坂の上の雲』を好きな男性って、多いですよね。
同期の男の子も好きだって言ってたし、オットの叔父も、二人の義兄も皆「あれは面白い!」と絶賛しています。

でも、私は正直、「やっと読み終えた~!」という達成感の方が強くて、「感動した」という印象は薄いのです・・・(^^;)
「面白いか、面白くないか」と聞かれたら、「面白い」と答えますけどね。
さすがに、日露戦争が日本の勝利へと動いていく件は、先が気になってサクサク読めましたし(笑)
それにしても、日露戦争時、日本の家計は火の車だったとか、端から適当なところで講和に持ち込む算段だったとか(戦争を終わらせることの難しさを思うと、これホントに正解です)、極東アジアに対する各国の思惑とか、学校の授業で、1902年日英同盟、1904年日露戦争と覚えるだけでは知りようもないことが描かれていて、これこそがまさに歴史だなぁ、とつくづく思いました。
そして、この日露戦争に勝ったことが、その後、日本を無謀な太平洋戦争へと突入させてしまったのだと知ると、その歴史をきちんと検証することの大切さも痛感します。
そうして初めて、歴史が将来に生かされる教訓となるのだと。

そんなことを思っていたら、確かに、読めば読むほど、その時その時に、いろんなことを感じられそうな本だと思えてきました。
でも、長い・・・・・・(^▽^;)


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【2012/04/05 23:49 】 | 本だな 歴史もの(含・武侠小説) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書感想 『書剣恩仇録』
久しぶりの読書感想です。
何かしら読んではいるんですが、何しろ読むペースが亀なもので…(^^;)

『書剣恩仇録』 
「秘密結社 紅花会」「乾隆帝の秘密」「砂漠の花 香妃」「紫禁城の対決」 全4巻
金庸     徳間書店
書剣恩仇録

時は乾隆帝の時代。滅満興漢を掲げる紅花会の使い手、文泰来は、乾隆帝の秘密を知ったことから朝廷の刺客に襲われ、捕らわれてしまう。亡き義父の跡を継いで紅花会の総舵主となった陳家洛は、紅花会の面々を率いて、文泰来を救出しようとするのだが…



『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 書剣恩仇録』を鑑賞
したところが、このドラマが尻切れトンボで終わったため、物語の後半を知りたくて原作を読んでみました。

この『書剣恩仇録』は、金庸の処女作とのことで、今まで読んだ金庸作品の中でも(そんなにたくさん読んでないけど)、文章が硬いというのか、こなれてないというのか、そんな印象を受けました。
それが、邦訳のせいなのか(金庸作品の初邦訳?)、原典から来るものなのかは、わかりませんが…。
物語そのものは、歴史を背景に、アクションあり、ロマンスあり、謎解きあり、のお馴染みの活劇です。
でも、読後にあまり爽快感はありません。元々、金庸作品の読後感は、「あぁ、面白かった!」という爽快感より、余韻の残る寂寥感を感じることの方が多い気がしますが、この度は、寂寥感というより、何だろ、無常感だろうか…。
う~ん、これは…歴史を変えるわけにはいかないから、そういう結末にならざるを得ないだろうな、と思いつつも、そうなるにしても、もっと別な方法はなかったのかぃ、陳家洛!と思ってしまうから、かなぁ(^^;ゞ

以下、ネタバレ感想です。
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【2009/12/10 14:17 】 | 本だな 歴史もの(含・武侠小説) | コメント(6) | トラックバック(0) | page top↑
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