映画鑑賞『レイン・オブ・アサシン(劍雨)』
去る三連休の中日。
オットが「一人旅がしたい」と、一人で出かけるというので、「んじゃあ、私も出かけよう!」と、かねてより観たかった映画を神戸六甲アイランドに観に行くことにしました。やった♪
観たかったのは、『レイン・オブ・アサシン』という映画。
『レッドクリフ』のジョン・ウーが放つ豪華絢爛&疾風怒濤の武侠アクション大作!!パンフより引用しました(笑)

レイン・オブ・アサシン
公式サイトはこちら

公式サイトを見ての通り、全国ロードショーは8月27日からです。
が、10月にやってくれる映画館(ココです)があったんですねぇ!(^▽^;)
観たくても、鳥取の映画館じゃやってくれないし、これはDVDレンタルを待つしかないかな~と思っていたところに、降って湧いた好機!もう、行くしかないでしょ!(≧▽≦)
鳥取神戸間の交通費やら何やらを考えたら、めっちゃ高くついた映画になっちゃったんですが、でも、観れてよかった!!
面白かったです!!
武侠の基礎知識――点穴(てんけつ)とか内功(ないこう)とか軽功(けいこう)とか――があるとより一層楽しめますが、一般の人(って何だ、それ(^^;ゞ)にもおススメできる映画だと思います。

時は明朝、所は中国。暗殺組織《黒石》の女刺客・細雨(シーユー:ケリー・リン)は、仲間と共に宰相・張海端(ジャン・ハイドゥアン)の屋敷を襲い、それを入手した者は武林の覇者となるといわれる達磨大師の遺体を奪うが、遺体と共に姿をくらます。逃亡途中で陸竹(ルージュー:リー・ゾンファン)に出会った細雨は、陸竹の命を賭した想いを受け、人生をやり直すことを決意、顔を変え、曽静(ザン・ジン:ミシェル・ヨー)と名乗って、新たな人生を歩もうとするのだが・・・



以下、ネタバレ感想です。



シネコン形式の映画館だったんですが、さすがに小さいスクリーンの会場でした(笑)
観客は、私も含めて10人くらいで、年齢層としては、中高年。
50前後の女性二人連れがいて、「ふーん?珍しいな」と思ったんですが、パンフを見て初めて「あ、もしかして、韓国俳優のチョン・ウソン目当て?」と思いました(実は、私、韓国俳優をほとんど知りません(^^;ゞ)。
韓流スターファン=中高年女性っていうのは、偏見かもしれませんけど。

って、そんなことはどーでもいいことでした。


はるばる遠征して、「何だよ~、金返せ~!!」と呻りたくなる映画だったら、もうがっくり来てしまうところですが、なかなかいい映画だったんで、気分も晴れ晴れと帰って来れました(^ー^)

パンフに謳われている「武侠アクション大作」という観点から見ると、
入手した者は武林の覇者となるはずの達磨大師の遺体が、願い事を何でも叶えてくれる魔法のアイテムに成り果ててたり、
主人公に立ちはだかる《黒石》の首領・転輪王の野望が、
「えぇっ、それ!?Σ(゚Д゚ノ)ノ」みたいな(ある意味意表を衝かれる展開ではあるんですけど)肩透かしがあったりして、
武侠としては「どうよ?」な感じではありますが、
「武侠テイストの恋愛モノ」として見ると、これは、なかなかよいデキなんじゃないでしょうか。

というのも、秘めた想いが錯綜するストーリー展開というのが、思いっきり私のツボだったからなんですが~(^▽^;)
凛としたたたずまいのミシェル・ヨーはやはり美しかったですし(細雨から曽静になったら老けた・・・ってのは大目に見ます・笑)、チョン・ウソンは朴訥で誠実な、だけどそれだけじゃない阿正を好演してました。

まぁ、細かい突っ込みどころはたくさんあるんですけどね・・・(^▽^;)
何で細雨は達磨大師の遺体を持って失踪したのか、とか
手術の時期が合わなかったり(阿生は3ヶ月も川底にいたのか!?)、
顔を変えてるのにすぐバレたり、
ていうか、そもそもこの時代に整形手術て!
さらに、転輪王は何で四手欠けてる辟水剣をわざわざ使ったのか、とか
朝起きて、旦那の死体が食卓の椅子に腰掛けてたら怖いよな、とか(切ないシーンなのにそんなことを思ってしまったよ)

ですが、さすがに、アクションシーンは見応えあったし、しなる剣とか、この辺は中国の武器だなぁって感じで、興味深かったです。
私は、この監督だからココがいい、という見方が、よく知らないんでできないんですが、アクションシーンのスローモーションというのは、逆にスピード感とか迫力が出るんだなぁ、と改めて感じました。

“我願化身石橋,受五百年風吹,五百年日曬,五百年雨打,只為心愛的人,有一天能從 石橋上走過”
聞き取れたわけじゃありません、調べました(^^;ゞ
石橋となって500年、風に吹かれても、日に晒されても、雨に打たれても、ただ愛しい人が通るのを待つ・・・みたいな意味だったと思う。。。

これは、阿難がある少女に恋をした際、お釈迦様に「少女のことをどれほど好きなのか?」と問われて、阿難が答えた言葉だそうですが、映画の中で効果的に使われていて、感動モノです。

ラストは、こういう話にありがちな悲しいものではなく、
なので、却って「およっ!?」とびっくりしたんですが、まぁ、こういうラストもあり、かな。。。
主人公の特権というべきか(^▽^;)
同じ刺客仲間だった、ショーン・ユー演じる雷彬が、かなり哀れです。
妻も幼い子どももいて、新しい土地で麺屋を出す夢だってあったのに。
「人生をやり直せるのは、お前だけか!?」という転輪王の言葉が重いです。
といって、転輪王に同情する気はないけど(^^;)
転輪王を演じたワン・シュエチーの芸の細かさにはうなりました。最初、何であんな声なんだ、ダースベイダーを意識してるのか?と思ったら、しっかり演技されてたのね。
『孫文の義士団』も見たかったんだけれど、機会がなくて・・・。レンタルできるようになったら観よう!

あらら、何だかとりとめのない感想になってしまいましたが・・・(^^;ゞ
なかなかよい映画でした(^ー^)
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【2011/10/13 22:26 】 | 映写室 映画&DVD | コメント(6) | トラックバック(1) | page top↑
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コメント

おっ! 見てこられたんですね。

良かったでしょ~。

これ、阿吉さんの記事を読んで、
多分、すごい私好みの映画~と思いつつ、
時間の都合がつかなくて、見送ってしまったものでした。
(かなり半端な時間に、それも1日1回だけの上映だったので(T_T)

DVD落ちか、NECOさんあたりで放送してくれるのを待ちます。

>朝起きて、旦那の死体が食卓の椅子に腰掛けてたら
そっ……そんなシーンがあったんですか(~_~;)
そりゃ、悲しむより何より、まず腰抜かしますな。
【2011/10/14 06:57】| URL | rei★azumi #1t.FV5WQ[ 編集] |

観賞されましたか!
私も好きな映画でした(^^)


>「武侠テイストの恋愛モノ」として見ると、これは、なかなかよいデキなんじゃないでしょうか。
>秘めた想いが錯綜するストーリー展開

うんうん、同感です!
こういうのは、脚本も良いんでしょうし、役者さんも上手だからこそ出来る演出なんでしょうね!

>細かい突っ込みどころはたくさんあるんですけどね・・・(^▽^;)
ツッコミどころは確かに!
私も理由が思いつきません。
それを加えても、面白い映画でした。

>阿難がある少女に恋をした際、お釈迦様に「少女のことをどれほど好きなのか?」と問われて、阿難が答えた言葉

なるほど!
実は最近ようやく話題の漫画、
「聖☆おにいさん」を読みまして、
ブッダの弟子のイケメンのアナンダくん
が出てくるんですが、
アナンダ=阿難ですよね。
こんな事を思ってたのか…

>ショーン・ユー演じる雷彬が、かなり哀れです。
ですよね。
彼のサイドストーリーも出来そうな感じでした。
【2011/10/14 12:06】| URL | 阿吉 #pSYVpAvU[ 編集] |
>rei★azumi さん
> 良かったでしょ~。

てっきりご覧になったのかと思いきや・・・(笑)

> 時間の都合がつかなくて、見送ってしまったものでした。

そうだったのですね!
見たくても、時間の都合がつかないことってありますよね。
私も、一度この映画、見送ったんですよ。
大阪でやってたとき、オットがちょうど大阪に出張に行くというので、着いて行って見て来ようかな~、と。
でも、時間が合わなくて断念してしたのです。
残念でしたねー(ノ_<。)

> DVD落ちか、NECOさんあたりで放送してくれるのを待ちます。

はい、ぜひご覧になることをおススメします!
私もテレビ放映したら絶対見てしまう(笑)

> そりゃ、悲しむより何より、まず腰抜かしますな。

そうなんですよ。
「生きたい」という気持ちが切々と伝わるシーンなんですけどね(^^;)
【2011/10/14 22:43】| URL | ふく*たま #maBIPWaU[ 編集] |
>阿吉さん
> 私も好きな映画でした(^^)

よかったですよね~!(^ー^)
女性好みの映画でしょうか。

> こういうのは、脚本も良いんでしょうし、役者さんも上手だからこそ出来る演出なんでしょうね!

ホント、皆それぞれに、いい味を出してましたものね。

> それを加えても、面白い映画でした。

はい、同感です!

> 「聖☆おにいさん」を読みまして、

あ~、私、まだ読んだことがないのです。
すごく面白いらしいですね!
Wikiによると、彼は美男ゆえに女難を被ることが度々あったそうで(笑)

> 彼のサイドストーリーも出来そうな感じでした。

サイドストーリーがあったら、見たいですね~!
細雨と彩戯師と雷彬の関係ってちょっと面白かったですよね。
最後はアレでしたけど、裏切ったはずの細雨に仲間意識を持ってたみたいですし・・・
他人ン家で麺をゆがいて食べてる姿が不思議でした(笑)
【2011/10/14 23:00】| URL | ふく*たま #maBIPWaU[ 編集] |

公開当日に行きましたが、満席立ち見ありでした。
整形と生き埋めと宦官の3つが主な要素だ、と皆で言っていましたw
あとはミシェル・ヨーの萌え声に違和感とか。整形した設定にするなら、細雨のときからミシェル・ヨーが吹き替えてたほうがよかったのに。
毎日夕立降りすぎとか、チョン・ウソンの整形のほうが変わりすぎだし不死身すぎるとか(^^;
雷彬の最期は、乾麺の出来がどうだったかで可哀想度がかわるでしょうね。
【2011/10/17 00:02】| URL | 八雲慶次郎 #1KzszvyQ[ 編集] |
>八雲幇主
> 公開当日に行きましたが、満席立ち見ありでした。

え~、今時の映画館は全席指定かと思ってましたが、立ち見ありの劇場もあるんですね!
何か懐かしい~~(笑)
でも、やはり都会はいいですよね、観たい映画が公開と同時に見られる!羨ましいです。
そんなに人気の映画なんだから、田舎の映画館でもやってくれればいいのに。。。

> あとはミシェル・ヨーの萌え声に違和感とか。整形した設定にするなら、細雨のときからミシェル・ヨーが吹き替えてたほうがよかったのに。

あっ、それは私も思いました!
私は、ミシェル・ヨーの地声を知らないんですけど、彼女を見てると、どうも倍賞美津子さんを連想してしまってですね、声がハスキーなイメージがあるんですよね。
それを抜きにしても、あの声にはものすごい違和感がありました(笑)

> 毎日夕立降りすぎとか、チョン・ウソンの整形のほうが変わりすぎだし不死身すぎるとか(^^;

あはは、確かに!
臓器の位置が逆だって言ったって、フツーなら失血死しますよね~(^▽^;)

> 雷彬の最期は、乾麺の出来がどうだったかで可哀想度がかわるでしょうね。

ここはやはり美味しくなってて欲しいですね。
それにしても、奥さんに、屋根の上に干してある麺を取り込んどけって、えらいこと言うなーと思いました(笑)
【2011/10/17 22:55】| URL | ふく*たま #maBIPWaU[ 編集] |
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レイン・オブ・アサシン 剣雨
見て来ました、「レイン・オブ・アサシン」! 毎度の事ですが、タイトルを片仮名にされると、 どうも覚えられなくて、窓口で戸惑うんですよね~(^^; 「剣雨」のままで良いのに。 この辺じゃやってな... 年年大吉【2011/10/14 11:58】
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